経済面ではBRICsの一角として今後の発展がますます注目されていますが、そんなブラジルで一際目立つ産業があります。日本ではあまり知られていないのですが、靴の生産量は世界で第3位と、輸出量も他国と比べても大変多いのです。品質とデザイン性が高く、海外の有名ブランドよりブラジル製を好むブラジル人も少なくないでしょう。  実はブラジルの靴市場がここまで大きくなったのは、移民を積極的に受け入れてきた背景があるからなのです。  


 1850年に奴隷制度が廃止されて以降、黒人奴隷に代わる労働力を必要としていたブラジルは、様々な人種の移民を受け入れるようになりました。代表的なのはドイツ人、イタリア人の移民。その後、日本人、中国人やアラブ人もたくさんブラジルへ移民しています。 移民者の中で、多くのドイツ人はブラジルの南部へ移住しましたが、彼らがもともと得意としていた革を扱う技術を生かすことによって、徐々に靴市場を自分達のものにしていきました。


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